免疫抑制剤です。 潰瘍性大腸炎は自己免疫疾患でもあり、ステロイドの離脱が難しい時、また効果が出ない時などに使われます。よく使われる免疫抑制剤はイムラン・ロイケリンで、効果が穏やかに現れるのが特長です。ステロイドでの治療効果が現れない時には、強力で速効性のシクロスポリンが使われます。
活性性菌・耐性乳酸菌製剤です。抗生物質と併用せれ、失われた腸内細菌バランスを整えます。味は、中学校の体育館の運動マットとか置いてある倉庫のの様なカビ臭い感じです。
胃の粘膜を強くする薬です。強い作用はありませんが、副作用もほとんどありません。この薬を注腸薬に使う事もあります。
抗生物質です。主に細菌による感染に有効です。
サラゾピリンの坐薬です。手に持った感触は、山吹色のクレヨンのようです。
抗生物質です。クローン病の方でしたら、フラジールと併用すると有効率が高くなると言われています。
ステロイドの注腸薬です。直腸型や左側の炎症タイプに有効です。一部は吸収され、間接的に効きます。ステロイドなのでやはり副作用が強いです。
胃の粘膜を強くする薬です。強い作用はありませんが、副作用もほとんどありません。
腸の異常な運動を抑える薬です。過敏性大腸炎の治療に用います。
他の抗生物質が効きにくいMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)という細菌に有効です。MRSAに夜腸炎や、骨髄移植時の消化管内殺菌に用います。また別の抗生物質で引き起こされる「偽膜性大腸炎」にも有効です。瓶の中の粉末を水で溶かして飲みます。10円玉を舐めったような味がします。
整腸剤です。
耐性乳酸菌製剤です。抗生物質に抵抗力を持つ乳酸菌です。ふつう、抗生物質といっしょに飲みます。抗生物質によって死滅してしまう善玉菌を補い、おなかの調子を整え下痢を防ぎます。
抗生物質です。トリコモナス膣炎の治療薬ですが、回腸嚢炎治療薬としても一般的に使われています。現在、ATM療法の薬としても使われています。酷い倦怠感・目眩・手足のしびれ・末梢神経障害など、神経系の副作用が主で、視神経にも及ぼす場合があります。
ステロイド(副腎皮質ホルモン剤)です。言わずと知れた薬です。効果が強い反面、様々な副作用があります。決して自己判断で急に止めてはいけません。副腎不全を起こし、最悪死に至る場合もあります。
ステロイドは患部に直接投与すると痛みを軽減する作用があります。(実体験から)
抗生物質です。これも回腸嚢炎治療薬として使われています。
サラゾピリンの改良型で副作用が抑えられています。
ペンタサの注腸です。
整腸剤です。
腸の運動を強力におさえ、また腸管での水分の吸収を増やします。下痢症の治療に広く使用されています。ただし、対症療法薬ですので、下痢の原因そのものを治すことはできません。
ステロイドの坐薬です。直腸型に有効です。