潰瘍性大腸炎のみなさんへ回腸嚢炎

内科治療体験記

◆治療・回復

No'06

 治療は『ステロイド動注療法』といって、太ももの付け根の動脈にカテーテルを挿入しそこから大腸の動脈までカテーテルを進めて行き、ステロイドを投薬するという方法でなにか効きそうな感じがした。

 いよいよ治療だ!が、その前にばい菌が入るといけないのであそこの毛を3/2除毛しなければならず、除毛しに来た看護婦さんは自分より若い娘だった!(自分は当時22歳だったので看護婦さんは21歳今年初めて)

 『こういうの初めて?』とか色々しょうもない事を聞いていたがその看護婦さんはそんな質問にも真面目に答えていたのが初々しかった。

 そんな楽しい時間が終わり(みんな引くなよ)剃った後を見てみると3/1残ってる状態はなにか申し訳なさそうな感じで物凄く中途半端だ、どうせなら全部のほうが良かったかも…

  ストレッチャーに乗りレントゲン室まで行き、透視台に寝かされるがその頃は60sあった体重は50sを切り始めていたのでガリガリ君状態(アイスじゃないぞ、パッケージのガリガリ君は健康そうだ)になっていて透視台はガラスの板なので骨があたって痛くて落ち着ける状態ではなかった。

 無事、動脈造影も終わり病室へ戻るが動脈の止血のため24時間動けず棒のようになっていなければならず、その辛い事辛い事…。もちろん大腸からの出血はあるので2〜3時間おきにトイレに行かなきゃならないが行かしてもらえずベッドの上でする事になる。用を足し終わってお尻を拭いてもらうが、その時はもう羞恥心なんて無くなっていて何をしようがしてもらおうが恥かしくなくなっていて、ふてぶてしいくらいだった。きっと看護婦さんも仕事がしやすかったと思う。

 お蔭様でステロイド動注療法の効果がありと見えて翌日から便の状態が真っ赤な血から黒っぽい血へと変わっていて量も若干減り気味で、その事を先生に伝えるとほっとした様子だった。

 その後の症状もだんだん良くなり回復してきたので先生が『追い討ちに動脈造影をもう一回やりましょう』と言ったので快く返事をしたが、後の24時間安静の事を思うと少し憂鬱だった。約2週間後にはトイレの回数も4回と落ち着いていて食事をそろそろ始めようかと言う話も出てきた(よっしゃ)。

 この時はすでに年が明けていて色んな人が見舞いに来てくれて、札幌にいる兄貴や親戚の叔父さん叔母さんいとこ、友達はもちろん心配して何回も来てくれていたが、なぜか彼女だけは来なくなっていた。年が開け誕生日が近づくにつれて(1月生まれ)来る気配はだんだん消え、とうとう退院の日になっても来る事は無かった。(あの時の気持ちは凄く淋しかった…同じ職場も辞めていた)

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